ICT切削工を実際の現場でやってみると、カタログや机上では分からない問題が出てきます。
その一つが、
**「ロスト」です。**
ICT切削工では、切削機に取り付けたプリズムをTSで追尾しながら施工します。
ところが舗装工事の現場では、切削機だけが動いているわけではありません。
切削機の周囲をダンプが走る。
作業員が移動する。
施工機械が行き交う。
そのたびにTSとプリズムの間に障害物が入れば、安定した視通を確保することが難しくなります。
そこで私たちは考えました。
「だったら、TSそのものを障害物より高いところに上げればいい。」
言葉にすれば単純です。
しかし、実際の建設現場で安全かつ実用的に使える高さまでTSを上げようとすると、簡単な話ではありません。
そこで本陣水越が現場で使うために開発したのが、
# 「ハイエレベータ三脚」です。
写真を見ていただければ、その高さが分かると思います。
4m超
一般的な測量用三脚とは、まったく違う高さです。
この高さまでTSを上げることで、切削機とTSの間をダンプや作業員が横切るような現場でも、上からプリズムを捕捉しやすい環境をつくる。
これが、私たちがICT切削工で使っているシステムの重要なポイントです。
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# ガリガリ準平くんだけでは完成しない
本陣水越では、切削機に取り付ける杭ナビ用プリズムアタッチメント、
**「ガリガリ準平くん®」**
を開発しています。
切削機側にガリガリ準平くんを取り付ける。
そして地上側では、ハイエレベータ三脚によってTSを4mを超える高さへ上げる。
これが本陣水越の考え方です。
ではなぜ、こんなものを本陣水越は作ったのか?
理由は単純です。
自分たちが現場で困ったからです。
私たちはメーカーではありません。
毎日、実際の建設現場でICT施工をしている施工会社です。
だから、
「こんなものがあったら便利なのに」
で終わらせるのではなく、
「じゃあ、自分たちで作ってしまおう。」
となりました。
試して、
失敗して、
改善して、
また現場で使う。
その繰り返しから生まれたのが、ハイエレベータ三脚です。
現在、このハイエレベータ三脚は**本陣水越の実用新案取得済み商品**となっています。
単に「4mを超える高い三脚を作りたかった」わけではありません。
目的は最初から一つ。
ICT施工を、実際の現場で止まらず使えるものにしたい。
そのために必要だった高さが、この形になりました。
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そして、この技術を全国のICT切削工へ
ここからが、これから本陣水越がやりたいことです。
この仕組みを、自社の現場だけで使って終わらせるつもりはありません。
ICT切削工を検討している元請会社様の中には、
「ICT切削工をやってみたい」
「でもICT切削の経験がない」
「そのためだけに機器を一から揃えるのは難しい」
「現場で本当に安定して使えるのか不安」
という会社もあると思います。
だったら、
必要な現場だけ、本陣水越を使ってください。
ICT切削工が2日間なら、2日間でも構いません。
本陣水越が、ガリガリ準平くんとハイエレベータ三脚、そしてICT切削工の施工ノウハウを持って現場へ行く。
元請会社様が一から設備を揃え、試行錯誤するのではなく、
ICT切削工が必要な部分だけを専門会社へ任せる。
そんな使い方があってもいいと考えています。
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# ICT舗装は、これからさらに当たり前になっていく
国土交通省ではICT施工の活用を進めており、ICT舗装工についても対象拡大が進んでいます。
舗装工(修繕工)では、3次元設計データを使用し、3次元MC・MG建設機械等によって施工する仕組みがICT活用工事の中に位置付けられています。
だから私たちは、
「ICT舗装がもっと普及してから準備しよう」
ではなく、
「普及する前から現場で使い、技術を磨いておこう」
と考えてきました。
ハイエレベータ三脚も、その中から生まれた一つの答えです。
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本社は小田原。でも、この技術を使う場所は全国でいい。
これから本陣水越は、
ICT切削工をやりたい元請会社様がいるなら、全国へ行きます。
北海道でも、
東北でも、
関西でも、
中国・四国でも、
九州でも。
工事全体を任せていただく必要はありません。
ICT切削工の部分だけでも構いません。
「この舗装工事、ICT切削工を取り入れられないかな?」
そう思った段階でご相談ください。
現場条件、予算、施工数量、施工期間、使用する切削機などを確認し、どのような形で本陣水越がお手伝いできるかを一緒に考えます。
お問い合わせはこちらから info@mm-gws.jp

