チルトローテータとICTの話

こちらの現場は神奈川県と静岡県の県境


足柄峠と言う場所です。

普段当たり前の様にICTとチルトローテータを使っているので

その恩恵について深く考える事も無くなって来た自分に気がつきました。


この現場

路線は連続してバーチカルカーブしています。

更に道路勾配もあり


切土で法面を仕上げようとすると、丁張りを5mおきにかけて

のり肩の切出し位置から切り始めて

下がったら延長して。。。

監督さんは結構大変かも。。。と、その補助者も必要だし

オペもそれなりに目で見て仕上げて来れるベテランが良いし


と、なるんでしょうか。


もちろん、本陣水越でその様にやるとすれば出来ますが


人手が必要だし、時間もかかるし、監督さんは忙しくオペさんも丁張り待ちになったりと


捗らない仕事になりがちですね。


ここです。


捗らない仕事。。。


良く、同業他社からこう言われます。

「そんな事して元取れんの?」

私もICTやチルトローテータを導入する前はそう考えた時もあります。経営者さんは皆そう考えますよね。

元取れるかどうかは勿論大事です。経営の原点ですね。数値化も大事です。皆さん数値化大好きです。


その日の生産量が100になる様に考える事を段取りと言う定義付けをしましょう。

その段取りを誰がしますか?現場担当者ですか?部長ですか?社長と言うパターンも当然あるでしょう。


その段取りは「先が読める計画的な現場」なのか、やって見なければわからない現場なのかによって

その段取りは大きく変わりませんか?

それが「捗る仕事」に変化したらどうでしょう。しかも毎日です。

ではそれを数値化し、元が取れるかどうか考えて見ました。


答えは



数値化出来ずわかりませんでした。。。