奇想天外な三脚の巻き

神奈川県ではGNSS方式より、TSや杭ナビでICT施工をやろうぜ!!


みたいな


メーカーさんやディーラーさんが営業に来たら気を付けてくださいね。みなさん。


確かにTSや杭ナビは精度がよく、手軽です。


補正情報を取得するサブスクやランニングコストもかかりません。


ですが、実際現場で運用すると上手くいきません。



杭ナビショベルに例えてお話しますね。


まず、杭ナビショベルは本当に優秀なシステムです。私たちも所有しています。高架下や市街地でGNSSの測位が難しいところで本当に重宝します。コレ、忖度無しでほんとの話。


でも、万能ではありませんでした。。。

本陣水越の奇想天外なハイエレベータ三脚が出るまでは・・・。


杭ナビショベルは、杭ナビと重機にセットしたシステムを連携させて使用するシステムです。従って、重機に取り付けているプリズムを杭ナビが追尾しなければなりません。


そうなると


杭ナビをセットする位置がとても大事です。

旋回した時の事を考えると、なるべくロストしない場所にセットする必要があるわけです。


でも、よく考えてください。


市街地で工事をする場合、高低差があるような場所を探すのは至難の業です。

基本的にありません。あったとしても民地だったり法面だったりしませんか・・・



そうなると

いくら良いシステムでも効果は目減りします。

旋回し、ロストする度に、杭ナビを振り向かせる「儀式」が必要になります。


それだけでは無いですね。大型車が光波を遮断すると、その度に「儀式」を行う必要があります。


私たちも、この「儀式」に悩んできました。


そのうち、面倒で使わなくなってしまう・・・。これが一番もったいない。せっかく導入したのに。



何かよい解決策は無いか


奇想天外なICTを売りにしている本陣水越のスタッフみんなで考えました。


そこで産まれた発想が

「杭ナビの位置を高くすればいいじゃん!!」


です!!


無いものは造る!!


最大4.2mまで上がるハイエレベータ三脚が誕生した訳です。(実用新案申請中)

ただ、高く上げるだけで良いと思い

作業をしていると、途中で杭ナビが停止!!原因は風でした。


そこで、風でも揺れにくい免振機構をどうするか考え


ついに誕生した免振機構付きハイエレベータ三脚です(実用新案申請中)


これで、市街地での杭ナビ作業は、従来よりも効率よくなりました。


この、奇想天外なハイエレベータ三脚に興味がある方は


弊社HPをこまめにチェックしてください。


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